夏の終わりに階段で膝が気になるのはなぜ?

暑さで歩く機会が減った後は、階段を急がず膝と股関節を使いましょう

8月も残りわずかになりました。

暑い日が続いた今年の夏、「できるだけ外を歩かず、涼しい室内で過ごしていた」という方もいるのではないでしょうか。

そんな中、久しぶりに駅や職場の階段を使ったとき、

「上りより下りで膝が気になる」
「階段を降りるときに膝へ負担を感じる」
「平地では平気なのに階段だと少し不安」

このように感じることがあります。

階段では、平らな道を歩くときとは身体の使い方が変わります。

特に階段を降りるときは、身体が一気に下へ落ちないように脚で支えながら次の段へ移動します。そのため、膝だけではなく太ももや股関節まわりの筋肉も使います。

ここで大切なのは、「膝が気になる=膝だけに問題がある」と決めつけないことです。

暑さで外出を控えていた、夏休み中は通勤がなかった、エレベーターやエスカレーターを使う機会が増えていたなど、普段より階段を使う回数が減っていた方もいるでしょう。

久しぶりに階段を使う日は、最初からトレーニングのつもりで何階も上り下りする必要はありません。

まずは急がないこと。

特に下りでは、勢いよく次の段へ降りるのではなく、一段ずつ足を置くことを意識してみてください。

膝だけで身体を支えようとせず、股関節も自然に曲げながら動くこともポイントです。

手すりがある場所では、必要に応じて利用しましょう。

また、健康のために「エスカレーターを使わず必ず階段」と決める必要もありません。

膝に違和感がある日は無理をせず、エレベーターやエスカレーターを利用することも身体を守る選択肢です。

さいたま市大宮区のくしひき整骨院では、階段の上り下りなどで膝の違和感が続く場合、膝だけを見るのではなく、足首や股関節、身体全体の動きを確認しながら状態に合わせて施術を行っています。

膝は日常生活で何度も使う場所です。

「痛くても運動したほうがいい」と無理をするのではなく、身体の状態に合わせて少しずつ普段の活動量へ戻していきましょう。

なお、転倒や捻ったあとから強く痛む、膝が大きく腫れている、体重をかけられない、膝が急に動かなくなったなどの場合は、無理に階段や運動を続けず医療機関へご相談ください。